USJを劇的に変えた、たった1つの考え方/森岡毅

 

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

【内容】

P&G、ユニバを経て自身の会社を立ち上げられた森岡さんによるマーケティングの本。

 

・どう戦うかより、 どこで戦うか

・顧客のための意思決定。社内での合意形成、置きに行くのはNG

 

・戦況分析

・目的を定める

・誰に?→何を?→どう売る?

 

選択と集中は大切

 

【感想】

・氏の本は3冊読んだけど、これが一番印象的かつ、汎用性が高い(確率思考の話は難しすぎ)気がする。でも数学マーケティング一度手を動かしてやってみたい。

 

・値上げしても儲かるのがマーケティングのすごいところか

 

・人間の行動をここまで数学で表せるのか、という点で衝撃

 

・情熱を持って仕事に取り組んでいらっしゃるのが伝わる(同時に選択と集中の話もされていたので、闇雲になんでも突っ込むのはよくないか?若い自分たち世代はそれもまたいいような。。。どっちだろうか)

 

【疑問その他】

 

ビジネスマンのための「行動観察」入門/松波晴人

ビジネスマンのための「行動観察」入門 (講談社現代新書)

【内容】

 

近年注目の「行動観察」について、事例を多く用いて解説している

行動観察は、単にマーケット調査、インタビューをするだけでは見えてこない、顧客の潜在的なニーズなどを見つけ出す手法である。

・行動をつぶさに観察(事実のみ抽出して羅列する)

・それらの事実から考えられる仮説を出す(調査の母数は少なくてOK)(仮説を深掘りする時にnは増やせる)

・トライ→検証

 

 

【感想】

 

・行動観察って、パッと聞いた感じはマニアック/ピンポイントな解決策しか見えてこないんじゃないの?となっていたけど、実際は科学に基づいて帰納的に物事を見るやり方なんだなーと。

 

・最初のフェーズで、事実を列挙するわけだけど、自分の解釈を混ぜがち。意識しても、ちょっと混ざったりする。自分の中で事実と意見をしっかり分離させねば

 

・高校の時通っていた塾の国語教師が、「事実」「解釈」だけで小説の問題は解けちゃうよ、と。当時はなんのこっちゃだったけど、意外と良いトレーニングをさせてもらってたのね

 

・時間が経つにつれ、著者が過去の経験を踏まえて確実に調査方法をアップデートしていたのが印象的。

 

【疑問その他】